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Diary

我が家が経験した不妊治療

前回は「我が家の不妊治療クリニックの選び方」を紹介しましたので、
今回は「我が家が経験した不妊治療」について紹介したいと思います。



不妊治療にはどのような種類があるの?

一般不妊治療

タイミング法

検査などから排卵日を予測して、
指定された日に夫婦生活を行う。

人工授精

検査などから排卵日を予測して、
排卵に合わせて運動率の良好な
精子をチューブで子宮内に送り込む方法。

また上記2つの他に、ホルモン療法もあります。

高度生殖補助医療
(ART:Assisted Reproductive Technology)

体外受精

卵巣から卵子を取り出し、
体外でその卵子に精子をふりかけて
受精させてその受精卵を子宮に戻す治療法。

顕微授精

卵巣から卵子を取り出し、
体外で細いガラス針の先端に1個の精子を入れて
卵子に顕微鏡で直接注入させて受精させて
その受精卵を子宮に戻す治療法。



初めての不妊治療の流れ

検査とカウンセリング

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)?

先ずは問診や検査などを経て、
先生とのカウンセリングがありました。

私の場合、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の
疑いがあるとのことでした。

私の場合、生理は34~40日程の間隔で来ていました。
しかし俗にいう数か月も生理が来ないとか、
そういう感じではありませんでした。

その為、PCOSに対する知識が
ほとんどありませんでした。

そのカウンセリングでは、
取り敢えず排卵誘発剤を使って
卵巣刺激をする必要がある旨が伝えれました。

時間は有効に

我が家の場合、カウンセリング時で私の年齢が34歳、
主人の年齢が36歳でした。

ちなみに私たちはその時点で既に結婚生活が
5年目に入っていました。

なので、先生からはタイミング法は飛ばして
すぐに人工授精から始めた方がいいという
アドバイスを頂きました。



初めての人工授精

排卵誘発剤

私の場合、飲み薬で排卵誘発をしていました。

一日に決まった個数の排卵誘発剤を摂取し、
定期的に卵胞がどのくらい大きくなっているか
クリニックで内診をし、確認してもらいます。

先生は、薬の強さや経験値から、
排卵日を予測していきます。

人工授精日の決定

そして排卵日が予測できると、
人工授精日が決定し、その日に
旦那さんと一緒にクリニックに行きます。

旦那さんは採精するだけなので、
もしその日一緒にクリニックに来院出来ない場合は、
家で採精をし、それをクリニックに持参することも可能です。

採精は家とクリニック、どっちが楽なのか

クリニック

初めての人工授精の際は、
旦那さんが一緒にクリニック来院出来ました。

とはいえ、予約時間は午前中しかなく、
朝のんびり起きて午後採精するということはできません。

旦那さんも仕事があり、長時間の拘束が難しく、
スケジュール調整が大変でした。

おうち

2回目のときは、旦那さんが
仕事の都合で来院できなかったため、
おうちでの採精となりました。

採精キット(カップなど)を事前に
クリニックからもらっておき、
当日旦那さんに採精してもらいます。

最初は来院する必要がないから簡単だと思っていた私。
しかし採精キットを受け取る際の説明で、
採精後3時間後までに持参する必要があるとのこと。

主人は朝7時には家を出発するので、
そうすると採精が6時半とか。。。
いや、ムリムリ。笑

通常不妊治療は妻側の負担が
旦那より半端ないくらい多いので、
それくらい我慢せぇ!
って言いたいところですが、
さすがの私でも理解できます。

不妊治療の大変さ

これが、不妊治療の大変さを
目の当たりにした最初の出来事でした。

そしてクリニックでは人工授精が行う前に
今日の精子の運動率の説明を受けます。
先生「あまり運動率がよくないですね。。。」

そりゃー、そうでしょうよ!
なんせ朝6時半にそんな気分でもないのに
採精してるんですから!笑

そんなことがあり、その後我が家はクリニックに
旦那が一緒に来院して採精すること一択になりました。

人工授精の回数

私たちは1年程諸事情あって人工授精を
中断していたときもあったのですが、
最終的には全部で5回人工授精をしました。

先生からも人工授精が5~6回が限界で
それ以上はやっても意味がないとのことでした。

5回目の人工授精が終わったときには、
私は35歳になっていました。

よく他の人の体験談で、
もうこの最後で終わりにしようと思って
6回目を受けたときに妊娠した。

などの話も聞いたことがありましたが、
私たちは最初から毎回が最後だと信じて
人工授精をしていたこともあり、
6回目は受けませんでした。



初めての体外受精・顕微授精

体外・顕微授精の段階に移行するには、
大きな葛藤がありました。

1回100万円は当たり前

先ずは料金の問題。先生からの説明を受け、
1回100~120万円程かかる旨の説明を受けました。

実は我が家、不妊治療にかかる料金を勘違いしていました。
通っているクリニックのウェブサイトに記載がある
料金だけがすべてなのだと思っていました。

しかし実際には排卵誘発剤など、
施術までの料金がそれと同等にかかり、
結果想定していた料金の倍以上かかる計算になっていました。

当時はまだ保険適用になる1年前のことで、
東京都からは30万円の助成金が出ていましたので、
それほどお金をかけずに体外・顕微授精が
出来るものだと思っていました。

実際に人工授精の際の排卵誘発剤の料金は
それほど高額ではありませんでした。

しかし処方される薬一覧を見てみると、
1本が数千円する注射など、
その人によってかなり料金が
変動するなという感じでした。

保険適用まであと1年

主人は保険適用まで待てばいい派でした。

もともと子どもが出来ないのであれば
二人で人生を楽しめばいい派ということもあり、
あまり焦りを感じていません。

ちょうどこのとき、
保険適用が1年後に迫っていたため、
先生にもどっちがいいのか聞いてみました。

すると、先生からの以下の2点を告げられました。

1. 年齢を考えると早いに越したことはない
2. まだ制度・方針が決定していないため、
  内容の全容が把握できていない。
  1年待つよりすぐに始めた方がいい

年齢

年齢については、私自身が一番気にしていました。
周りのお友達にも子どもが出来始め、
自分も早く子どもが欲しいと思っていました。

制度・方針

この時点ではまだどういった部分で
保険適用になるかなど、
詳しいことは全く決まっていませんでした。

これは保険適用後に知ったことですが、
保険適用になる排卵誘発剤とならない誘発剤があり、
私が使っていた誘発剤は保険適用になっていませんでした。

その為、保険適用後も実費で不妊治療を続けられる方も
いらっしゃるということでした。

体外・顕微授精の回数

我が家は結局2回の採卵、
3回目の移植で妊娠するに至りました。

我が家の不妊治療クリニックの選び方は、
以下の記事で紹介しています。
こちらも参考になればうれしいです。

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