インド料理と言えばもちろんカレーを思い浮かべる方も多いと思いますが、
我が家ではカレーと同じくらい欠かせないのが「ビリヤニ」。
ビリヤニは、香り高いスパイスと独特な調理法で知られるインドのチャーハンのような料理です。
この記事では、ビリヤニの歴史、種類、調理法、そして魅力について探求します。
我が家オススメのビリヤニも紹介しますので、ぜひお読みください。
ビリヤニの起源と歴史
ビリヤニの起源は古代ペルシャにさかのぼります。
インドに伝わった後、各地で地域ごとのバリエーションが生まれました。
その歴史的背景として、ムガル帝国や南インドの文化的な影響を受けたことが挙げられます。
豊かなスパイスと調理法は、ビリヤニを特別な料理にしています。
ビリヤニの種類
a. ヒンドゥスタニー・ビリヤニ:ムガル風のビリヤニで、スパイスとバサマティ米が特徴です。
b. ハイダラバーディー・ビリヤニ:南インド発祥の濃厚な味わいが特徴で、多様なスパイスが使われます。
c. カラチ・ビリヤニ:パキスタンのカラチで人気のあるビリヤニで、風味豊かなスパイスと肉の組み合わせが特徴です。
ビリヤニの調理法
まず、ビリヤニを作る上で重要なのが、スパイスの選び方と量のバランスだそう。
次に肉や野菜、米を層になるように重ね、炊くことでスパイスと香りを全体に広がるようになります。
注意深く火加減を調整することで独特のビリヤニの風味を生み出されるとか。
へぇー!でも…面倒くさっ!
ということで、我が家は毎回テイクアウト。
我が家おすすめのビリヤニ
スパイスマジック・カルカッタ
我が家がビリヤニを友人たちにオススメするときに、最初に紹介するのがこちらです。
最初というか、むしろ今のところここしかない。
他にも行ってみたのですが、我が家の推しはカルカッタに決定。
実は生まれて初めてビリヤニを食べたのがここのお店なので、ただ単に馴染みのある味なだけかもしれません。
なので新規開拓には腰が重いのですが…
でも数軒(え、たったの数軒??)、食べ比べた中では、ここに勝るビリヤニはなかったんです。
ということで、我が家でNo.1のおすすめ商品です。(全然回し者とかではないんですけどね)
お笑い芸人なのかしら?
このお店、実は西葛西の北口と南口にそれぞれ一軒ずつあります。
どちらも行ったことあるのですが、結構ツッコミどころ満載なところが大好きで。
こういう部分は人によって評価が分かれるところですが、良いも悪いもインド的?というのでしょうか。
実際にはインドに行ったことがないので、
とある一面だけを見て判断するのは
非常に失礼なのは重々承知しているのですが。
子連れのお客さんが来たときに、こんなやり取りがありました。
もうこのやり取りが本当お笑いの一部なんじゃないかっていう。
分かります。この会話だけ聞いたら、ただ単に気の利かないレストランじゃん、Googleの口コミに書いてやる!って感じなんですけど。違うんです。
もちろんその子連れママはブチ切れてましたけど。
何度か行くと分かるんですが、そんなことを求めたらいけないんですよ、このお店では。
よくある都内のインド料理屋のように、料理はインド人が作るけど、接客は日本人です。とか、そういうレベルじゃないんです。
本当にみんながインド人。
全然日本人が求めるサービスに寄せてきていないんです。
以前(2015年くらいまで)はこちらの南口店のホールにも日本人のウェイターのおじさんがいらっしゃったんです。
それがいつの間にかいなくなってしまいまして。
(唯一のトランスレーターと言っていい存在の方だったので)
私なんかある日こんなことがありました。いつもホールに出てる人がいないなと思っていたら急に、
みたいなことを言われたこともあります。
そんなの料理してる奴に聞けよって心底思いましたが…
日本語力がまた絶妙
日本語をペラペラしゃべる中国人と違って、カルカッタで勤務しているインド人の日本語力はまた絶妙。
要は最低限の日本語しかしゃべれない感じなんです。
いつものホールの人がしばらくいなくて、我が家でも、辞めたのか国に帰ってしまったのかと気になっていたところ、急に戻って来たときがありました。
テイクアウトが出来上がるのを待っていると、私たちの後から常連さんらしき人が入って来ました。
久しぶりに会えたことに
それなりに興奮している様子。
(わかるわかると内心頷いていたところ)
発話数少なっ!!えぇー!そのお客さんすごいお互い久しぶりな雰囲気を醸し出して、再会できたことを喜んでる感じなのに。
その返しを全く想定していなかったお客さんは、
もう本当こういうところが憎めなくて。
しかもこのウェイターのおっちゃんは、世界を二分にしたら間違いなくナインティナインの岡村に
似ていることから、我が家ではオカムラと呼ばれています。
おすすめメニュー3選
とにかく「マトン」の入ったものがおすすめです。臭みもなく、おいしく食べれます。
ビリヤニもカレーも辛さを選べます。
辛さの表現は0,1,2,3,4となってはいるものの、基本はその時の料理人によって辛さの度合いが違うことも多々あります。
マトンビリヤニ
テイクアウトの場合はこんな感じです。
マトンサグワラ(ほうれんそう)カレー
我が家ではマトンビリヤニとセットで頼むことが多いです。
この頼み方がインド人の方には独特のようで。いつものホールの人がいなかったときに、ナンはいらないのか?などと聞かれました。
我が家では、ビリヤニとカレーの間で辛さを調整しています。
今日はちょっと辛めのビリヤニが食べたいなというときは、カレーは辛さ0にしたり。
または、自宅で多めにきゅうりの千切りを準備しておくか。
ちなみにこのほうれん草のカレー、我が家では
緑色(ほうれん草色)をしているのが常だと思っていました。
ある日某有名インドカレー店に行って同じものを注文したところ、何と普通の茶色いカレーにほうれん草が入っていて、緑色が常ではないことを初めて知りました。
我が家はもちろんこちらの緑色のほうれん草カレーが好きです。
チーズナン
やはり冷めると固くなるので、よほど家が近いとかでなければ、テイクアウトではあまりおすすめできないですが、イートインの場合は必ず注文しています。
ふんわりとしたナンの中にとろけるチーズ。
2歳の娘もお気に入りで、おかわりを要求されます。
はちみつをかけるかどうかは選択可能です。
我が家ははちみつ付きが好きなので、いつもかけてもらっています。